コンパクトなフルサイズミラーレス ソニーα7C2を買ったので
フルサイズのレンズが欲しくなります
だって人だもの
せっかくのイメージセンサーをフルサイズで使いたくなります
なのでフルサイズ対応レンズ選びの旅が始まりました
まず手持ちとしてEマウントはAPS-Cレンズ3本(実質2本)しかありません
現在所持してるEマウントレンズ
タムロン 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)
換算で25.5~105mmという広角から望遠まで使え
F2.8でタムロンらしい優しい写りの良いレンズです
重たい長いのが欠点ですが万能レンズです
ソニー E 11mm F1.8 (SEL11F18)
軽量コンパクトなレンズが欲しかったので
ついでに広角なのを購入
E 15mm F1.4 G (SEL15F14G)のが画角的に良かったのですが
GレンズでF1.4のせいか大きく重たくなるし高かったのでSEL11F18にしました
軽量コンパクトで写りも良いレンズですが
広角過ぎて余分なものが入ったり自分の影が写ったりします
ただしフルサイズモードでアクティブ手振れ補正にすると
若干ケラレ(隅っこが暗くなる)るくらいなので
動画撮影には使えそうです
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(SELP1650)
α6400購入時についでに中古で買ってみたレンズです
沈胴式なので(携帯時にレンズが短くなる)
軽量コンパクトですが
やはり写りは良いとは言えないので
機動性とコスパ重視ならアリですが
SEL11F18買ってからはお蔵入りしてます
こんな手持ちなので
フルサイズのカメラであろうが
タムロンB070で事足りてしまいます
が、人は貪欲なものです
なので
フルサイズのレンズを買うにあたりの条件
フルサイズオートフォーカスレンズ
これは当たり前ですかね
フルサイズ対応のレンズが欲しいのです
あと面倒くさがりなのでオートフォーカスは必須ですね
オートフォーカスなら被写体を追尾もしてくれます
オールドレンズやコストを抑えたいならマニュアルフォーカスのレンズもありだと思います
ただα7C2は液晶が見辛いので私ではマニュアルフォーカスはきついかなと思います(機種関係ない)
写りが良く開放できるもの
タムロンB070が写りが良いので同等かそれ以上
APS-Cレンズは開放できても(F値が低くても)
ボケにくいので
しっかりボケるために開放値(F値)が低いレンズ
ただスナップや街歩き用に軽量コンパクトを追求するなら
F値を諦めるのもありかなとは思ってました
重すぎず高すぎず
これもタムロンB070は重くて大きいので
ちょっとでもコンパクトだと嬉しいですし
軽ければなお良し!
レンズって高いと100万円超えます
(ソニーだと200万円が最高値でしょうか)
そういうのは超望遠だったりで
野鳥や飛行機、スポーツなどがメインになるのかなと思いますので
私のテリトリー外なので今のところ不要です
とはいえ良いレンズは高い
軽量コンパクトになるのはソニーのお家芸といわれており
新しいほうが軽量コンパクトになりますが高くなります
古い型で中古であれば安くなりますが重たくなり
物によっては写りも良くなかったりするようです
そこはどっちを取るかですが
軽量コンパクトで写りが良ければ
それなりの諭吉さんは覚悟しようと思います
(クレジットカード払いなので諭吉さんにはお会いしませんが)
まずは標準域かなと
広角
広いし寄れるので便利だし好みの画角だし軽量コンパクトなのもあるけど
写りを求めたら標準域のレンズより大きく重たく高くなる傾向が強い
標準域
ちと狭いけど写りとF値が低いのも多い
標準なのでピンキリで選択肢も多めですが
全体にバランスは良いのかなと思います
人間の視野の画角と同じくらいの
50mmを基準に作りますので
クセもすくなくそれなりの画質も多いかと
望遠
狭い代わりにF値が大きくてもボケやすい
デカくて大きいのが多め
安いのは写りやフォーカス速度などが微妙な場合もあり
とはいえ出番が少ないし
望遠ならAPS-Cのが強いので今回は却下
という感じで標準域が無難かなとも思っておりました
候補のレンズ達
まずは単焦点
ソニー FE 50mm F1.2 GM(SEL50F12GM)
多分ソニーの最高峰レンズです
写りやボケも良く技術力を見せつけるためのレンズ
その代わりお値段高めで大きめ
新品は28万円、中古でも21万円
ソニー FE 50mm F1.4 GM(SEL50F14GM)
何故か突然発売されたレンズ
F1.4なので開放値はSEL50F12GMより1段下だけど
軽量コンパクト&お値段控えめで
コスパ重視のトータルバランスの良いレンズ
あとフィルター径が67mmでタムロンB070と同じなので
フィルターの使いまわしができる点が良いですね
新品19万円、中古17万円と新しいためか
新古あまり差がないけど
それでもSEL50F12GMと比べると5~9万円ほどお安い
ソニー FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)
同じくG Masterシリーズの35mm 開放値も1.4と明るめ
レビュー見る限りこれも良いレンズ
しいて言うならAPS-C機だと52.5mmの焦点距離になるので
APS-C機の標準レンズとも言えます
利点は最短撮影距離が27cmなのでSEL50F14GMと比べてたら14cmも近づけます
ただ同じF値でも焦点距離が長いほうがボケるのでSEL50F14と比べたら
実質1段か2段落ちるのかなと思います
フィルター径は67mmなので使いまわしができます
価格はSEL50F14GMと同じくらい
他にもありましたが
消去法で考えていったらこんな感じでした
なぜこの3本で50mmF1.4にしたかといえば
35mmを買えば便利で満足すると思います
が、多分一番写りの良い50mmF1.2の存在を忘れることはできず買ってしまうと思います
それを避けるためちょうど良い妥協案の50mmF1.4を選んだということになります
続いてズームレンズ
ソニー FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)
キットレンズです
ただ写りは良いようです
そして軽量コンパクト(沈胴式)でお値段控えめ
欠点は開放値がF4からということなので
スナップや動画には良いですが
ボケを生かしてとなるとちょっと物足りないのかなと思います
新品4.5万円、中古3.3万円とコスパも良いです
ソニー Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS(SEL2470Z)
ツァイスレンズ
カメラ好きなら知ってるライカに並ぶ有名メーカー
ただツァイスは好みが分かれます
撮影条件が厳しかったり
写りもこってり系とも言われてたりします
このレンズは全域F4ではあるけど
標準ズーム域で424gと使いやすいし
手ぶれ補正も付いています
フィルター径が67mmなので使いまわしができます
2013年発売の割には高評価
(またはカメラがやっと追いついた?)
新品は10万円してコスパは良いとは言えませんが
中古であれば5万円でツァイスのレンズが買えてしまい
所有欲も満たされる良い品です
ソニー FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)
上のSEL2470Zよりも広角が4mm広いレンズ
ツァイスではない&40g重たく&手ぶれ補正がないけど
新しいため16万円超えです
ただ評価はかなり良いようですが
私なら5万円のツァイスレンズを選びたいと思ってました
ソニー FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)
ソニーと言わずズームレンズとしては
どのメーカーも最高峰の写りを醸し出すズームレンズの2代目
12-24mm F2.8、24-70mm F2.8、70-200mm F2.8
この3本で大三元とか言われてます(どういう意味?)
1代目は賛否両論だったようですが
2代目のこのレンズは別物として高評価のようです
ただし700g近くあり27万円超えとなります
タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
28~200mmという高倍率をカバーできるレンズ
実は昔から高倍率レンズってあるのですが
高倍率になれば写りが落ちるのが通説でした
それを覆したのがこのレンズです
価格コムでも楽天市場でもずっとレンズ部門で1位を獲得してます
お値段も8~9万円ほどでお買い得です
ただ575gとそこまで軽くない(スペックからしたら重たくない)のと
117mmとそんなにコンパクトではない(スペックからしたら短い)こと
それと28mmスタートなのでフルサイズなら広角として使えますがが
APS-C機だと42mmスタートなので標準域になってしまうので
広角~望遠ではなく、標準~望遠となるのが残念な感じですかね
なにより1番の欠点は人気過ぎて
在庫がなく欠品続きなことです
3か月待ったとかいう人もいるようですし
楽天市場でも納期未定や6か月待ちなどもあります
最近のタムロンは67mmにフィルター統一してるので
使いまわしできるのはありがたいです
(タムロンのレンズ1本しか持ってませんが)
似たのでソニーのは
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS(SEL24240)はありますが
2015年発売で評価は微妙なのでこれを買うならタムロンA071かなとなり
待つけどタムロンA071もありかなと思ってたのですが
ソニーからFE 24-200mm F2.8-4.5 G OSSが出る ” かもという噂 ” が流れてきて
それなら待ってみようかなと思ってしまったのです
結局ズームは悩んで
便利なタムロンの28-200mm(A071)か
ソニーのツァイスレンズのSEL2470Zで
悩んでおりましたが
ソニーの24-200mm待ちにしようと思ったため
ズームではなく単焦点にしようとなりました
SEL50F14GMの個人的なレビュー
で、やっとレビューですが(長いよ)
何より写りとボケが良い
写りに関しては機種や設定で変わりますし
何より個人的な意見なので賛否両論ありますが
自然な階調でクセは少な目かなと思います
むしろα7C2がちょっと記憶色(※2)寄りなのかなと思ったので
設定を変えました
ボケもF1.4を最大に使うとボケ過ぎるくらいです
ボケの玉が正円でない場合もありますが
そこまで気になりません(気にしてません)
補足 ※2 記憶色
実際の色味より濃い目に設定すること
人は実際の色より濃い目に記憶する傾向があると何とか
そのためエントリー機やスマホなどは色を濃いめにする傾向があります
逆に中上級機は色味は自然なままで、階調を綺麗に表すようになってることが多いです
なので初心者が中上級機を買って
「あれ?つまらない写真しか撮れない」と思うのは
色が浅いからですので設定をいじってあげてください
(最終的には好みです)
オートフォーカスが思ってたよりは普通
レビュー読んで期待しすぎました
確かに高条件であれば問題ありません
めっちゃ早いです
追尾フォーカス(コンティニアスAF)も優秀です
が、被写体が小さい、複雑だと迷ったり合わなかったりします
これはどのレンズでも同じとは言えますが期待しすぎてました
動画ではあまり試してないのでわかりません
写りとF値と軽量コンパクトとお値段からしたら
許容範囲内かなと思います
最短撮影距離が遠かった
最短撮影距離
つまりはどこまで寄れるかということですが
41cmなので人物や大きなものを撮るなら問題ありませんが
料理とかあひるちゃんだとちょっと近づけないぞって思います
それなのでクローズアップレンズ(※3)を購入しました
+3を買ったので理論値として30cmくらいになり
タムロンB070と同じくらいで使いやすくなりました
写りの劣化は気にならない範囲です
補足 ※3 クローズアップレンズ
最短撮影距離を縮めよれるようにするフィルターのこと
数字が大きいほど倍率が上がる
計算式や詳細は下記を参照ください(丸投げ)
クローズアップレンズの使い方 - ケンコー・トキナー
https://www.kenko-tokina.co.jp/lp/close-up-lens/
見た目は悪くないと思います
レンズのレビュー見ていると
見た目を気にされている人が多くて驚いてます
見た目は悪くないと思います
が私がそこまで気にしてないので参考になりません
フードが変わってる?
フードがちょっと変わってて
先端はラバーで覆われてます
レンズとの合体部分は回転させてカチッとはめるのですが
外す際はボタンが付いてるので
それを押して回さないといけなので
脱落防止か劣化防止かは分かりませんが
良いような悪いようなそんな気分です
良い感じのサイズと重さ
大きくて重いとやはり疲れますが
1日持ち歩いててもそこまで気になりません
(タムロンのB070より23cm短く9g軽い)
パンケーキレンズやSEL11F18に比べたら長く重たくなりますが
性能面からしたら許容範囲内ですし
写りのことを考えたら全く気になりません
最後に
ざっくりとそんな感じで
良い点悪い点ありますし
安いレンズではないですが
長く使うなら良いかなと思いますので
保証は忘れずに!
ソニー FE 50mm F1.4 GM
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL50F14GM/