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ソニーα7C2(コンパクトフルサイズミラーレス一眼カメラ)を買ったのでα6400と比較しての良い点と悪い点、α6700でもなくα7CRでもなくα7c2を買った理由も

新しい物を使うときはわくわくしますね
私は選んだり悩むのも好きなので
じっくり考えてから買い物をします

人から見たら優柔不断と思われるかもしれませんが
色々想像妄想して楽しんでおりますのでちょっと違うかなと思ってます

結果としてα7C2(ILCE-7CM2)を購入いたしました
ソニーα6400から乗り換えての個人的な主観で
α6700やα7CRやZV-E10ではなかった理由なども書いておきますので、悩んでいる人はぜひとも熟読してくだい!
(大したこと書いてません!)



α7C2の良い点

見た目が好み

ツートン好きとしてはα6400よりも
上下分割なのがレンジファインダー感がマシマシで嬉しいです
私としてはこれだけでα7cシリーズを買う理由になります

シルバーとブラックが好きであって
白ボディはレンズと相性が悪いのであまり好みではありません

上部に出っ張りがなくコンパクトなのも良い感じです
人によってはレンズとファインダーが一直線じゃないのが気になるそうです

軽量コンパクトで良い

バッテリーとSDカード込みの重さ(公表値)
α7C2 514g
α6400 403g(+111g)
α6700 493g(+21g)
ZV-E10 343g(+171g)

手持ちのα6400から見たら111g増してますし
最軽量のZV-E10からだと171g増なのですが
最新APS-Cのα6700とは21g増しかありません
1円玉21枚分です
それで好みの見た目が手に入るなら買いますよね?

大きさもAPS-C機と大差ありません
小さすぎてレンズと不釣り合いと思う人もいるようですが
そこまで大きなレンズを使わないし買う予定もないので問題ありません
私にとっては軽量コンパクトは重要な要素ですから

小さすぎるという人はブラケットやリグを付けても良いと思います
私はアルカスイスを使いたいからSmallRigのマウントプレートを購入しました
ただし在庫切れのようで3週間ちょい待ちました
無いと使えないわけではないので待ってましたが
やはりあったほうがやはり便利ですね



なのにフルサイズ機

α6400、α6700などはAPS-Cサイズと言われイメージセンサー(※1)が小さいです
メインとなるセンサーが小さいため軽量コンパクトになります

α7C2に関してはフルサイズ機です
つまりはイメージセンサーが大きいのにα6700との大きさ、重さの差があまりありません
ならばフルサイズのが良いと思いませんか?
と、言いたいですが、α6700もAPS-Cとしてはかなり良いできのようで
フルサイズにこだわらなければα6700のが利点は多いかもしれません
ただし見た目はα7C2のが好みなので(何度目?)

補足 ※1:イメージセンサー
映像を写す面のこと撮像素子とも
フィルムカメラのフィルムにあたる部分
フルサイズは通常35mmフィルムサイズの素子で
APS-CはAPSフィルムのCサイズという規格を指します(昔そんな規格があったのです)
一番出回り馴染んだのが35mmフィルムなので
それを基準にあれこれ数値を出すようになってるのかと思います
APS-Cはフルサイズの約66%のサイズになります
そのためレンズなども35mm換算(通常は1.5倍)という言葉で表されます

参考ページ
https://www.sony.jp/msc/owner/recommend/alens/sensor_apsc_ff/

バリアングル液晶が便利

液晶画面が縦だけでなく横にも動くしくるっと回ります
このため自撮りやローアングル、ハイアングル、縦構図でも便利に使えます
使わない時は液晶を内側にしておけば保護にもなります

α6400はチルト液晶だったのでハイアングルとローアングルはまだできるのですが、縦構図に弱いですし、何よりアクセサリーシューにマイクやストロボを付けての自撮りをしようとすると画面が見えません
(外部液晶を付ければ解消はできますが・・・)

その点バリアングル液晶のα7C2は
縦構図でもアクセサリーシューを使っても
液晶が隠れることはなくなります

でも貧乏性というか念のため
液晶保護シートも買いました
どれでも一緒だろうと思ったのですが
基本は光沢でないほうが外では見やすいと思います
それと私が買ったのは貼ってからも動くようで
たまにずれてますが手で軽くグイっと動かせば元の位置に戻るようで貼るのに失敗しても大丈夫な気がします


写真と動画が独立設定可能

α6400は写真と動画の設定を継承してしまうので
設定を都度戻さないといけませんでした
それを忘れるとあら大変という感じです

α7C2は写真と動画の設定を継承するか別にするかを選べます
そのため写真と動画が別々の設定を保持できます
これはちょこちょこ切り替える私にとってとてもありがたい機能です
ファンクションメニューも独立し好みのものを配置できるようになってます
それとサイレント設定では無理なようですが
電源オフにするとシャッター幕を閉じてくれる機能が追加されてます
α7C2はフルサイズ機なのでイメージセンサーが大きいのでAPS-C機よりもゴミやホコリ付着しやすくなります
レンズ交換時にイメージセンサーにホコリが付着しにくくなるのでありがたいです

この設定を知らずに外でレンズ変えてたらセンサーにホコリが付着しまくって大変なことになりました

手ぶれ補正が結構効く

α6400などは手振れ補正がないので代わりに軽いという利点もあります
100g重たくなっただけで付いた手振れ補正はかなり優秀です
一般的に手持ちでの写真撮影は1/60秒以上は手ぶれが起きるといわれてます
α7C2は試した感じだと
ちゃんと構えたら1秒くらい開放しても成功することがあります
支えがあれば5秒でも行けてしまうこともありました
もちろん失敗することもあります
だって人ですから

つまりは夜や暗い場所での撮影でも
三脚やストロボや照明などがなくても撮影ができ
機材を減らせ軽量化にもつながります
(照明に関しては手ぶれの前に写り方の違いがありますが)

手ぶれ補正に関しては
ISO(センサー感度)を上げたらシャッタースピードを速くできブレにくくできますが
α7C2のjpg撮影だとISO 6400あたりまでを常用にして
それ以上だと気になり出すので
RAWで撮影してソフトでノイズリダクションを適応すれば
ISO 12800でも良いとかとレビューもありますし
ノイズ除去を強めにするか、ノイズを楽しむかかなと思います
(ノイズ乗った写真も好きです)

ただし手ぶれ補正は動画ではあまり検証してませんが
写真撮影より手振れ補正が効かないのかなとも思ってます

バッテリーと給電が良い

バッテリーが大型のタイプなので
α6400に比べると持つようになったと思います
(α6400は中古でしか買ってないので体感比)

給電もType-Cになったのでケーブルの流用も可能になり
PD(Power Delivery)ほどではないにしろ多分給電速度もあがってるので
給電しながらの長尺撮影にも耐えられるのかなと思います

のんびり1日の写真撮影ならバッテリー1個でも大丈夫な感じです
(α6400は1.5個~2個分は必要でした)
万が一バッテリー切れてもモバイルバッテリーからの給電もできます
が、面倒なので予備バッテリーを持ち歩き
切れたらモバイルバッテリーとチャージャーで充電させておく戦法が良いのかなと思ってます




レンズの幅が広がる

APS-C機でもフルサイズ用のレンズは使えます
がイメージセンサーの規格上1.5倍望遠になってしまいます
そのため広角に弱いという欠点がありました
最近は軽量コンパクトなAPS-C用の広角レンズも出てるので昔よりは気になりません
ただボケに関しては、フルサイズ機のがボケを出ます
また、どうしてもフルサイズ機を基準に考えられてるので
APS-Cだと勝手が良くなかったりします

例えば
標準レンズといわれる50mmの画角
フルサイズ機だと50mmのままですが
APS-C機だと換算75mm(1.5倍)相当になります
つまりは望遠レンズのようになるということです

F値に関してはフルサイズもAPS-C機も同じですが
同じレンズで同じ画角(写る範囲)で撮影しようとすると
APS-C機のが1.5倍離れないといけません
そうなるとAPS-C機のがボケが弱くなります
これは絞りを1.5倍開放できれば問題ありませんが
そこまでAPS-C機用の開発は進められてません
結果として1.5倍絞られボケが弱い状態での撮影となります
この点だけは多分どうしようもない差になってしまうかと思います
ただし全体をシャープにするため絞ってボケのない撮影であれば関係ありません

とレンズからボケの話に変わってしまいましたが
APS-C機でフルサイズ用のレンズだとどうしても望遠寄りになってしまうので選択肢の幅が狭くなってしまうというのがありました

逆に
フルサイズ機でAPS-C用のレンズは使えます
ただしイメージセンサーの使える範囲がAPS-Cサイズになるので
画素数は減りボケも画角もAPS-C機と同じになります

何を買ったかや選んだ理由などは次回書こうと思いますので良い子にしてお待ちください

α7C2の悪い点

メニューボタンの位置が微妙

メニューボタンが左にずれてしまったので
さっと押そうと思うとカスタムボタンに邪魔されてしまうことです
これはレビュー見てるとちょいちょいあるようです
私もメニュー押したいのに押しにくいと良く感じます
ただこれは撮影時にすぐ指の届くところにカスタムボタンを配置したかったのかもしれません

液晶の向きやタッチパネルが気になる

液晶がバリアングルになって便利な点が増えましたが
横に出した時イメージセンサーとわずかですが水平にならないことです(多分1度とか2度のズレ)
このせいで水平垂直、奥行きが結構ずれてしまいます
液晶も大きい訳ではないので撮影時は大丈夫と思っても
見直すとズレ生じてる事が多々あります

水平器を表示しての撮影もできますが、対象物(被写体)と自分とカメラをまっすぐにして役立つので、動きがあったり、あえて斜めから撮らないといけなかったりすると役に立つとは言い難いですね
(フォトショなどである程度補正はできますが面倒です)

またα6400より液晶のアイコンや数字などが小さくなったような気がします
このせいで設定間違えてることもしばしば

それとタッチパネルは便利なのですが
α6400はファインダーを覗くとタッチパネルがオフになってたのですが
α7C2はファインダーを覗いてもタッチパネルが有効なままのようで鼻が当たるとフォーカスポイントがずれてしまいます
(設定を間違えてるのかもしれませんがわかってません)

またバリアングルなのでくるくるさせると
液晶面に触ってしまいフォーカスポイントが変な所にも行ってしまうのも気になってしまいます

バッテリーの持ちと発熱問題

α6400よりは体感1.5倍バッテリー持ちますが
それでも良いとは思えません
気が付いたらバッテリー切れてるとかありますので
とはいえミラーレスの宿命なので仕方ないのかなと思います

それよりも4Kで長時間撮影すると熱で止まることがあります
環境や時間は把握してませんが1度ありました
もしかしたらα7CRだともっと顕著かもしれません

動画メインだったり長時間や大量撮影をするなら
もう1つあっても良いのかもしれません

三角環じゃないほうが良い

これは好みですが写真撮るカメラは
ストラップを通すのは三角環を介してとなります
一応音がならないような構造になってるので
動画にカチャカチャ音は入りませんが
ZV-E10などの平たい通し穴で良かったのではと思います

ストロボレスなのを忘れてた

そんなに重要ではないですが
α6400や過去の一眼レフには内蔵フラッシュが付いてました
主にはワイヤレスストロボとの同調としての発光がメインで
たまにキャッチライト(目の光)を入れるために光らせてました
無ければそれらができないのがちょっと痛いなと思ってます
別途小さいストロボやケーブルを買えば良いのですが
それも面倒だなと思います。

ソニーのカメラ対応の外部ストロボを買ってから
ワイヤレス発光ができないことに気が付きました


レンズが高いし重い

APS-Cレンズはイメージセンサーが小さい分レンズが軽量コンパクトにできます
フルサイズ用のレンズは大きく重くなり
高額なものも増えます

良い点にも書いた通り
どちらのレンズもどちらのカメラにも使えますが
人は欲深い生き物です
ボケはフルサイズ機でフルサイズのレンズのがボケるのです
だったらフルサイズのレンズ欲しくなりますよね?

現状は共存してる感じですし
動画機もフルサイズを買うならレンズもフルサイズに全部しても良いのかなと思ってます(願望)

という感じでα7C2の良い点悪い点を挙げました
続きまして

α7C2を選んだ理由

α6400からの乗り換えで
候補としてはα6700、α7CR、ZV-E10、初代α7C(以後α7C1)がありましたでもこれはいたって簡単です

見た目と軽量コンパクト

私にとっては重要です
α7C1でも良いのでは?と思ってました
α7C1よりα6700のがAPS-Cですが新しいのでトータルな性能面は上な気がします
見た目重視か性能重視か・・・そんな葛藤もありつつ
α6700を買おうと決意を固めた頃に
α7C2とα7CRが発表されました
大は小を兼ねるではないですが
重さ大きさにも差があまりないなら
見た目が好みで性能も同等か上のα7C2かα7CRにしておけば
APS-Cサイズも使えるので、それで行こうと当初はそんな予定でした

それとα7Cシリーズはフルサイズ機でありながら
上部の出っ張りがありません
頭がない分コンパクトに収納できます
頭があるならクラシカル風ならまだしもそうでないなら
フルサイズ機とかの前に見向きもしてませんでした




発熱懸念(α7CRにしなかった理由)

多分ですがAPS-C機のがイメージセンサーが小さいので発熱は抑えられるので、長尺撮影にはAPS-C機のが向いてると思います
α7CRとα7C2だとイメージセンサーはフルサイズで同じですが画素数が違います
α7CRのが画素数が多いため発熱の可能性があり長尺撮影には向かないかもという懸念がありました

ただ今回買うのは
写真メインでたまに動画という予定だったので
フルサイズ機で問題ないかなと思いました

となると高画素機のα7CRのが良い気がしますが
私には画素数はオーバースペックな気がしたのです
それとお値段もです
α7C2 25万円くらい
α7CR 40万円くらい
15万円ほど差がありました

それに本体はそのうち買い替えるもの
私の環境と使い方ならα7C2でも持て余すくらいです

というのを建前に
クレジットカードの限度枠をオーバーして買うのが大変だったのも理由の1つです

ただα7CRはコンパクトなフルサイズ高画素モデルなので
単純に良いレンズには良い影響を与えますし
APS-Cレンズやsuper35mm(クロップ)を使うなら
α7C2よりも画素数低下を回避できるのかと思うので
発熱が気にならない(長尺撮影をしない)で
写真メインに高画素を求めるなら
α7CRのが良い
のかと思います


ZV-E10 IIの噂

ZV-E10はα6400などと同じ性能で動画用のミラーレスで
現行では最軽量でコンパクトなはずです
EVF(電子ファインダー)が付いてないので
常に液晶での撮影となりますし
手ぶれ補正は付いてませんが
α6400より60g軽くなり
USBもマイクロUSBではなくType-Cになります
それでいて新品でも7.5万円ほど
中古なら6.5万円ほどで買えてしまいます

α6400を手放して買い替えようかとも思ってましたが
α6700が出てα7C2が出たという流れです
ならば動画機として買おうと思っていたら
ZV-E10 IIという2代目が出る噂が流れてきました
ならば待ってみようと思ったのでZV-E10は候補から外れましたが、まだ発表されておらず、きっと今年中には発表と発売が控えているのかなと思います
発売されてからレビューなど読んで1代目にるか2代目にするか
フルサイズのZV-E1にするかを決めたいと思います


その他

保証は忘れずに

これはα7C2だけではなく
カメラ本体は安い買い物ではないので
保証に入ることをお勧めいたします

新品であれば1年メーカー保証はありますので
1年で買い替えるなら別ですが
数年使うならば保証に入っておいたほうが
気持ち的にも良いかなと思います

お店独自の保証


楽天市場内では最近はあまりないですが
マップカメラの安心サービスがあり中古を買う場合も安心できます(α6400購入時に利用しました)

楽天市場の延長保証

お店ではなく楽天市場としての保証があります
ただ提携してるお店じゃないと保証に入れませんので
購入する際はお気を付けください

楽天あんしん延長保証(自然故障+物損プラン)

でも実は保証って
1回も使ったことないのですよね
何度かニコンのカメラで修理に出したけど保証は終わってました

SDカードの規格に注意

使いましができるのでつい古いのでも良いかとなりますが
動画撮影する人は転送速度に注意が必要です
ビデオ用の規格でV30、V60、V90というのがいつの間にかできてます
数字が大きいほうが転送速度が速いので大きな動画も保存できるのだと思います

それとついでにアプリ用の規格でA1、A2という規格も追加されてて、スマホなどのアプリで意味を成すと思います
どうせならA2のが良い気がします

私は使いまわし前提なのでSDカードではなく
マイクロSDカードをSDカードアダプターに刺して使ってます
転送速度が落ちるかもしれませんがエラーや失敗になったことはありません
使わなくなったらスマホやドライブレコーダーにも転用できると思ってます
ただし、マイクロSDカードだとV30しか対応してないので
4Kやそれ以上の動画をメインで撮るならSDカードにしないといけないかもしれません




終わりに

気になる点ももちろんありますが
軽量コンパクトなのにフルサイズで性能も悪くない
そしてなにより好みの見た目
結果としてはα7C2を買って良かったです
次回はレンズについて書こうと思ってます


ソニーα7C2のサイト
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7CM2/