neewerというブランドをご存じでしょうか?
そんなネタは以前書きましたが、今回はneewerのアルカスイス互換のクイックリリースプレートについてです
クイックリリースシステム
脱着を素早くできるようにするシュー(土台)とプレート(カメラ側)を分けたシステムの事です
元々は(きっと)三脚に取り付ける際にねじ回しをグルグルやってると時間がかかり撮影のチャンスを逃すから発案されたのではないかと信じております
脱着が早いのは撮影現場ではとても利点です
欠点としては部品が増える、安定性の低下、耐久性の問題、脱着の失敗率かなと思います
月日は流れクイックリリースシステムは進化を遂げて、単に三脚だけではなく、カメラホルスター(カメラキャプチャ)やジンバルなどでも使われてます
また逆に三脚もカメラを乗せるだけではなくライトやスマホなどいろいろな物を乗せる事が増えてきてます
その際にクイックリリースシステムなら脱着は容易ですが、三脚からジンバルに乗せ換える際にプレートを外して取り替えてるならば結局ねじを回さないといけないので時間のロスとなります
三脚側も同じです
ライトについてるプレートを取り外し、スマホホルダーに取り付け直さないといけなくなります
アルカスイス互換
そこで生まれたのが「アルカスイス互換」というアルカスイス社の作った規格です
厳密には統一規格ではなくあくまで互換があるよというモノのようで合う合わないがあるようです
同様に「マンフロット互換」というのも存在します
この互換の登場によりプレートを交換しなくて三脚からジンバルに乗せ換えができるようになり、飛躍的に便利にそして素早く換装が可能となりました
DC-38QとPU-50
そして本題です
今回はneewerのDC-38QというクイックシューとPU-50という汎用プレートを購入しました
お値段は2,200円くらいです
目的はストラップを付けたいためとアルカスイス互換を試したいからです
まず単品で見ていくと、DC-38Qはクイックシュー部分とノブ、下に三脚穴がありますそして左右とノブの反対にはストラップホルダーが付いてるので、ここにストラップを通しておきます
それと汎用のクイックプレートPU-50これはカメラ底面の三脚穴に固定しておいて、DC-38Qと合体させておきます
そうすればカメラにストラップを付けなくてもストラップが使えるという訳です
そしてクイックリリースシステムなので外したければサッと外せますし、三脚やジンバル、カメラホルスターなどへの換装もすぐにできてしまいます
そしてDC-38Qは首から下げたままカメラを使うことができるので、ストラップをしまったり無くす事もありません
なんと便利な!
アルカスイス互換チェック
そしてここからは以前買ったpeakdesignのカメラキャプチャもどきのカメラホルスターとの互換チェックとなります
多分アルカスイス互換だろうと思って買いましたが、アルカスイス互換の機材を持ってなかったのでやっと試せるという訳です
比べてみましょう
クイックシュー側はホルスターはカバンなどに固定する部分があるため分厚いです(が、分厚すぎます)
逆にクイックプレートはホルスター付属のほうが薄いようです
背面を見て気づきましたが、ホルスターにも三脚穴が付いてましたので、三脚用としても使えるのですね
そしてクイックプレートも厚みだけではなくホルスター付属のプレートの三脚ネジは手回しができる用の取っ手が付いてます
ありがたや
PU-50はコインなどでカメラに固定しないといけません、そして左右に落下防止のピンがあります
DC-38Qとホルスターのプレートは見事にはまりました
しかもPU-50より薄いので良い感じです
逆にPU-50とホルスターはプレートを固定する部分は同じアルカスイス互換のようで、はまりそうですが落下防止のピンがあるため高さがずれて浮いてしまい、はめることはできませんでした
(ホルスター側に落下防止のピンの穴がないため)
ここが統一規格ではなく互換という難しさなのだなと実感しました